遠州森町三倉 許禰(きね)神社だより

訪問ありがとうございます。静岡県周智郡森町の北端、三倉に鎮座する許禰神社のブログです。当神社は創建の年代は明らかではありませんが明治6年に浜松県官史調査により延喜式帳に登載されている古社と確認され三倉郷の郷社として定められました。平成27年に御遷座100周年事業にて徳川家康から拝受した「天下和平不生禍亂」の短冊を写した記念石碑を建立しました。ぜひ一度ご覧ください。田舎の小さな社ですが新東名森掛川ICから車で15分ですので   お気軽にお立ち寄り下さい。      静岡県周智郡森町三倉830番地                          

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祭典のご案内

カテゴリー │2015例祭

 秋も深まり三倉の里山にも日に日に涼しさを感じさせる季節になりました。各町内の秋祭りもはじまり山あいに祭り囃子が響く今日この頃です。

 さて許禰神社は本年度、御遷座100周年の年を迎えました。大正4年に木根より三倉の現在の地に移転して100年が経った訳です。これを祝して許禰神社では10月の例祭日に合わせ記念事業を企画してきました。つきましては10月の例祭日にはみなさまにも足を運んで頂き、秋のひと時をご一緒に楽しんで頂けたら幸いです。

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    許禰神社例祭日程 10月24日(土)14:40~ 舞児迎え行列
             10月25日(日)15:30~ 餅投げ
                     16:00~ 舞児送り
   * 記念事業内容 *     
       許禰神社には徳川家康から拝受した「天下和平不生禍亂」と
       書かれた短冊が祀られておりこれを記念碑(石碑)に刻み後世に
       残すことを企画しました。10月24日の舞児迎えの後、境内にて
       記念式典(除幕式)と鏡割りを行いお祝いを致します。

 徳川家康は天正2(1574)年に武田方天野氏の犬居城を攻めるが大雨にたたられ天野氏らの奇襲を受け傷を負い、命からがら敗走するも三倉村民に助けられ矢部久右衛門の案内で無事に天方城に逃れた。その後家康はそのお礼として「天下和平不生禍亂」と書いた短冊を矢部久右衛門(三倉家)に与えたという。「てんかわへいからんしょうぜず」と読む。栄泉寺500年史によれば矢部氏(三倉家)が自宅領地に社殿を造立しこの短冊を御神体東照宮として祀ってきたと書かれている。その後許禰神社がこの地に遷座し合祀を行ったため許禰神社にて保存されている。

【許禰神社の由来】          
 木根棚指村の一丈岩に祀られていたが享和元年(1801年)の山崩れにより多くの氏子とともに埋没してしまった。このため氏子の木根松次郎が自宅に社殿を新築し鎮座させ祀ってきた。明治6年に浜松県官史調査の結果、延喜式に登録の許禰神社であることが確認され三倉郷14村と熊切郷12村の郷社と定められたが次第に三倉郷のみで祀るようになった。三倉郷とは「大河内村・上野平村・中村・大久保村・田能村・乙丸村・中野村・舟場村・西ケ嶺村・曲尾村・黒田村・大府川村・木根棚指村・三倉村」の14村をいう。
 大正4年に現在地に奉還され同年に三倉の蛭子(ヒルコ)神社を合祀する。その後大正11年に黒田八幡神社、西ケ峰金山神社、大府川神明神社、中村西宮神社の四社を合祀、平成15年に曲尾八阪神社を平成21年に舟場八阪神社を合祀し現在に至る。






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