遠州森町三倉　許禰（きね）神社だより

　３月になりまだまだ寒い日が続きます。さて許禰神社では２月15日に三倉地区神社の祈年祭と春祈祷を行いました。この日は木根（白山神社）上野平（八幡神社）大河内（八幡神社）乙丸（神明神社）田能（八坂神社）大久保（八幡神社）中野（白髭神社）の各総代さんにご参列頂きました。今年も三倉地区全体が安泰な年でありますよう祈念致します。

　３月21日（春分の日）には「三倉地区出身戦病没者慰霊祭」を執り行いました。三倉地区では許禰神社と栄泉寺さんにて毎年交代で慰霊祭を行っています。今年は許禰神社が担当でしたので三倉総合センターにてご遺族の方をはじめ関係者の方々にご参列頂き執り行いました。
　戦後70年の月日が過ぎ戦争体験者の方も少なくなられ、若い世代には関心が薄くなりがちかもしれませんが、私たちが今こうして平和な暮らしが過ごせるのも先の戦争にて尊い命を落とされた方々のお陰でもあります。今一度心よりご冥福をお祈りするとともに感謝の気持ちを捧げたいと思います。


【許禰神社御遷座100周年記念事業　情報】
　今年は許禰神社が大正４年に木根から三倉に移転して100年目にあたります。これに伴い現在総代と宮司にて記念事業案を検討しています。詳細が決まりましたらまたご報告させて頂きます。
　
　さて大正４年はどんな年であったか少し調べてみました、参考まで。
　　　＊大正天皇の即位の大礼が行われる
　　　＊第1回全国中等学校野球大会開かれる（現在の高校野球）
　　　＊芥川龍之介が「羅生門」を発表
　　　＊チューインガムやシャープペンが登場し銀ブラが流行する
　　　＊ゴンドラの唄（♫命短し～恋せよ乙女～）がヒットする