遠州森町三倉　許禰（きね）神社だより

【町内回覧用】

　新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。新年を迎え大変多くの方に初詣頂きありがとうございました。より良い穏やかな一年でありますよう祈念致します。
　昨年は御遷座100周年ということで皆様には大変お世話になりました。お陰様で記念に残る事業ができましたことあらためまして御礼申し上げます。

今年の干支は申（さる）ですが猿ではないのはどうしてでしょうか？そもそも干支（十二支）は紀元前1400年頃中国で農作物の成長過程を12段階に表した暦として作られたものが日本に伝わったとされています。9番目が申ですが申とは本来は雷を表わして、稲妻が伸びるさまの象形文字で「のびる」「もうす」という意味で使われ始めました。農期では草木が伸び実が熟す頃を表したようで申が使われたようです。これを猿としたのは実は覚えやすくするための当て字で本来は申ですが他の干支のように動物で表したのです。ちょっと意外でしたが生活の中ではすっかり猿が定着しており、これも昔の人の工夫なのでしょうね。
　
　　
　1月24日（日）午前10時より神社境内にて「どんど焼き」を行います。
古いお札・お守り・しめ飾り等ありましたらこの機会に神社にお収めください。
（燃えない部分は取り外してお持ちください）
また今年も杵と臼で餅つき大会を行います！お子さんからご年配の皆さんまでお誘い合わせの上ぜひご参加下さい。お待ちしております(^^)
　

平成28年度　許禰神社年間行事予定
　　1月　歳旦歳　春祈祷　どんど焼き
　　2月　月次祭　春祈祷　祈年祭
　　3月　月次祭
　　4月　月次祭
　　5月　月次祭　
　　6月　月次祭　夏越大祓い
　　7月　月次祭　
　　8月　月次祭　守明稲荷社例祭　水神祭
　　9月　月次祭　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　10月　 月次祭　許禰神社例大祭
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　11月　月次祭　新嘗祭　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　12月　月次祭　師走大祓い　越年祭

　静岡県神社庁のホームページがありますがご存じでしょうか。
静岡県神社庁とは「静岡県神社庁は伊勢の神宮を本宗（ほんそう）と仰ぎ、全国八万の神社を包括する神社本庁の地方事務所であり、静岡県内二千八百三十の神社を包括する組織です」とあり、神社と生活の結びつきなどが分かりやすく説明されています。

　その中で静岡県内の神社の紹介もされていて許禰神社の紹介ページもあります。ですが従来は住所と地図などの簡単な内容でしたので今回神社庁さんにお願いしまして、このように写真も入った紹介内容に編集して頂きました。神社の由来や御祭神や例祭の紹介などもまじえて、分かりやすい内容となっています。ありがとうございました。

　また昨年作りましたパンフレットの住所欄にQRコードを載せており、スマホ等でクリックするとこの許禰神社のページにリンクするようになっております。さらにホームページ内にはこのブログのURLを載せていますので、パンフレット➡神社庁ホ－ムページ➡ブログ　といった流れで閲覧が可能になります。これにより神社に足を運んで頂ける方 や三倉に遊びに来て頂く方が少しでも増えたらと思います。静岡県神社庁の担当者様、あらためまして御礼申し上げます。
　　　
　　　静岡県神社庁　　　http://shizuoka-jinjacho.or.jp/
　　　許禰神社ページ　　http://shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4410008　

これは許禰神社で授与しました破魔矢です。1年の幸運を射止める縁起物として今年も初詣にたくさんお求め頂きました。ありがとうございました。
一般的にどの神社でも授与している破魔矢を用意していますが「許禰神社の破魔矢」として何か表示があるといいねという声が総代衆より出たので今年は少し工夫をしてみました。


写真のように「許禰神社」と社名入りのラベルを貼ってみました。これでちょっとオリジナリティが出たでしょうか。
田舎の小さな神社ですので大きなことはできませんがこのような些細なことでもできることはやってみて少しでもみなさんに喜んで頂けたらと思っています。

新年明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます


許禰神社では31日の夜に越年祭を行い年越しの準備を行いました。そして新年を迎えるとともに町内の氏子の皆さんをはじめ帰省されたご家族や息子さんたち大勢の方に参拝頂きました。

拝殿内ではお神酒をふるまいお守りや破魔矢や熊手などを授与いたしました。今年は破魔矢をお求めの方が多かったですね。ありがとうございました。


参拝後は用意した甘酒で暖を取っていただきました。今年は例年よりは暖かな年明けでしたがそれでも三倉の里山は冷えます。たき火を囲んで歓談をしながら楽しいひと時を過ごすことができました。特に学生さんや社会人ほやほやの若い世代の人たちも仲間と連れ立って参拝に来ていただき地元の神社に対する気持ちを持って頂いていることにとてもありがたく感じました。


昨年境内に建立したご遷座100周年記念碑もライトアップして一緒に新年を迎えました。あらためて眺めてゆく方も多くこれからも神社とともに寄り添ってゆくことでしょう。


その後初詣客が落ち着くと宮司さんとともに歳旦祭と春祈祷を執り行いました。春祈祷では年末にみなさんにご注文頂いたお札とお守りの祈祷を行い各町内会の新年会の時にお渡しできるようにいたしました。
さて、今年はどのような1年になりますでしょうか。みなさんが健康で穏やかにかつご活躍できます年となりますよう祈念いたします。