2014年07月31日00:00
2014許禰神社だより 文月(7月)
カテゴリー │許禰神社だより
7月は文月(ふみづき)いよいよ暑さが益して来ました。文月の語源は短冊に歌や字を書き書道の上達を祈った七夕の行事にちなみ「文披月(ふみひらづき)」が転じたという説があります。
また七夕は今ではお盆行事のひとつですが中国から伝来した牽牛星と織女星の伝説や日本の宮中で行われていた五節句のひとつ「しちせき」などが次第に混ざり合い「七夕」として呼ばれ日本固有の行事になったようです。
世界の人からは不思議がられますがこのように日本人はひとつの宗教にこだわることなく広く自分たちの生活の中に「良いこと」を取り込みながら現在に至ってる訳ですね。。
【8月の案内】
8月2日(土)三倉町内の「水神祭」と「守明稲荷例祭」を執り行います
* 役員さん・関係者の皆様よろしくお願いします
さて、許禰神社の御祭神の話の続きです。
大府川神明神社からは天忍穂耳命(アメノオシミミノミコト)が合祀されています。天忍穂耳命は古事記や日本書紀に登場する神で、天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)がウケヒ(占いの一種)を行った時に生まれた神になります。素戔嗚尊はこのウケヒに勝ち喜び大騒ぎおこし天照大神を天岩戸(アマノイワト)に隠れさせてしまったという話は有名ですね。「忍」は威力のあるもの、「穂」は稲穂のこと、「耳」は実をいっぱい付けて頭を垂れる稲穂の様子を連想することから、「立派に育った大きな稲穂」という意味で稲穂の神にあたります。また天忍穂耳命は素戔嗚尊がウケヒに勝って生まれたことから勝運・授福の神としても信仰されています。
大府川の屋台「稲盛社」の名前は大一稲荷の稲からとったと聞いていますが、神社の歴史をたどってもこの地区は古くから稲との関り合いがあった地区といえるのではないでしょうか。
色々な資料を読むと難しく奥が深い話ばかりで、なるべくわかりやすくまとめているつもりですが、間違い等ございましたらご指摘ください。
また七夕は今ではお盆行事のひとつですが中国から伝来した牽牛星と織女星の伝説や日本の宮中で行われていた五節句のひとつ「しちせき」などが次第に混ざり合い「七夕」として呼ばれ日本固有の行事になったようです。
世界の人からは不思議がられますがこのように日本人はひとつの宗教にこだわることなく広く自分たちの生活の中に「良いこと」を取り込みながら現在に至ってる訳ですね。。
【8月の案内】
8月2日(土)三倉町内の「水神祭」と「守明稲荷例祭」を執り行います
* 役員さん・関係者の皆様よろしくお願いします
さて、許禰神社の御祭神の話の続きです。
大府川神明神社からは天忍穂耳命(アメノオシミミノミコト)が合祀されています。天忍穂耳命は古事記や日本書紀に登場する神で、天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)がウケヒ(占いの一種)を行った時に生まれた神になります。素戔嗚尊はこのウケヒに勝ち喜び大騒ぎおこし天照大神を天岩戸(アマノイワト)に隠れさせてしまったという話は有名ですね。「忍」は威力のあるもの、「穂」は稲穂のこと、「耳」は実をいっぱい付けて頭を垂れる稲穂の様子を連想することから、「立派に育った大きな稲穂」という意味で稲穂の神にあたります。また天忍穂耳命は素戔嗚尊がウケヒに勝って生まれたことから勝運・授福の神としても信仰されています。
大府川の屋台「稲盛社」の名前は大一稲荷の稲からとったと聞いていますが、神社の歴史をたどってもこの地区は古くから稲との関り合いがあった地区といえるのではないでしょうか。
色々な資料を読むと難しく奥が深い話ばかりで、なるべくわかりやすくまとめているつもりですが、間違い等ございましたらご指摘ください。
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